加藤エアコンサービス

Q)ドレン排水の施工方法は?

A)水漏れのないように施工します。

屋内を通過するドレン排水パイプには断熱ドレンホースを使用します。

写真)断熱ドレンホース。

1mタイプ
1mタイプ断熱ドレンホース

任意の長さにカットするタイプ
長尺断熱ドレンホース

 ドレン排水は室内機の熱交換器に結露した水なので室温よりも冷たく、屋外用のドレンホースを断熱せずそのまま使用するとホースの表面が結露し水垂れを起こします。

 また現在の屋外用ドレンホースは50cmごとに接続用の曲げや荷重に弱い部分があるので、屋内で曲がりの多い配管や穴の出口など荷重のかかる場所では折れたりつぶれたりして適しません。

 断熱ドレンホースはそれらの問題をクリアできます。

屋外は耐候性に優れる二重構造(内側が黒くなっている)のドレンホースを使用します。

写真)耐候性のドレンホース。
高耐候ドレンホース

 昔から使用されていた単層構造のものは紫外線による劣化が早く、直射日光のあたるところでは1年程度で硬化し、風や手で動かしたりすると「ポキッ」と折れてしまいます。数年経つとバラバラに崩れてしまいます。

 二重構造の耐候性ドレンホースは劣化しにくくなっているので長期間使用できます。

ドレン勾配について

 ドレン勾配は排水を重力で自然に流す“坂”みたいなものですが、仕上がりの見た目を重視しすぎて水平にすると長期の間には詰まったり、マンションではポコポコと音がしたりと問題が発生します。

 ポコポコ音は逆止弁を取り付けることにより解消できますが、メンテナンスが必要になり後々面倒なので、できる限り勾配をとって音がしないようにするのがベストです。

 ただし、換気扇(特にレンジフード)が強く、しかも吸気口が不足していると勾配をとっても音が出てしまうことがあり、その場合は逆止弁を付けることになります。

下の図は水漏れを起こす典型的な例です。

ドレン不良の例

 途中に逆勾配や端末の持ち上がり、水没があると詰まったり、エアロックがかかって室内に水漏れを起こす恐れがあります。またこれらはポコポコ音の原因にもなります。

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