加藤エアコンサービス

Q)使用する電線や接続方法は?

A)VVFケーブル2.0mmを使用し接続不良、漏電等がないように確実に行います。

当店では連絡線に全メーカーで使用可能なVVFケーブル2.0mmを使用しています。

 室内機と室外機を結ぶ連絡線は室外機内コンプレッサーおよびファン、制御回路の電源供給と室内外機の信号(シリアル)のやり取りをおこなっています。エアコンで大部分の電気を消費するコンプレッサー(室外機内)には多くの電流が流れ、1.6mmなどの細いものを使用すると直径の2乗に比例して断面積が減り電気抵抗が増加するため、より多くの電線で発生する熱に変わります(電線で電気を消費する量が増える)。その分、機器に加わる電圧が落ちる(電圧降下)ため効率が悪くなるほか原因不明でエアコンがときどき停止したりします。

 電線の接続には端子台ごとに指定された電線の皮むき寸法を確認し、ゲージを使用しておこないます。

写真)当店で接続した電線です。上:室内機、下:室外機
室内機端子台
室外機端子台

 電線を固定するバンドの位置は必ず電線の外装(シース)の部分でおこないます。

○1.6mmが使用できるメーカーについて

 現在、メーカーが指定する電線の太さはダイキン、三菱電機、パナソニックの一部を除き2.0mm指定です。

 ダイキンは近頃説明書の表現が変わりました。電線の太さは「内線規程」「電気設備技術基準」に従うように施工説明書に追記されています。

 三菱電機は数年前に方針が変わり、条件付きで(過去の製品は2.0mm指定。技術部の担当者により見解が違うかもしれません)1.6mmが使用できるようになりました。ただし、「1.6mmはやむを得ない場合に使用してもよいが基本は2.0mmを使うこと」とのことです。一度2.0mmを使用した場合、端子台バネの関係で以後1.6mmは使用できなくなります。(メーカー技術部より)

 パナソニックは2014年度モデルから、条件付きで1.6mmが使用できるようになりました。こちらも三菱電機と同じく基本は2.0mmです。

 上の3社は埋設配管(隠ぺい配管や先行配管ともいいます。)などで建物の建築時に粗悪な工事により1.6mmで配線されてしまったものが非常に多く、そうした建物や販売店、工事店への配慮または守る意味で条件付きで許しているのかもしれませんが、エアコンは暖房時に配管が温まること、断熱材に密着して配線されることによる温度係数を考慮するとグレーゾーンと言わざるを得ません。他のメーカーのように一律2.0mm指定にすべきと考えます。

 電線の選定はケーブルを使用する場合、本数と周囲温度により電線の許容電流に電流減少係数を掛けて算出しなければなりません。芯線の太さが1.6㎜だから27A流せるというのは昔のガイシ引き工事ではありませんので間違いです。

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